みなさんこんばんは。香華殿札幌東斎場の渡邊です。
明日で東日本大震災から4年が経ちます。
あの日の事は今でも鮮明に覚えています。
私はあの日、大学がお休みだったので、
自宅で愛犬と私ひとりテレビを見ていました。
突然の大きな揺れに驚き、何故か、
必死に数年前に亡くなった犬の骨箱を抱え、
愛犬を慌てて呼び寄せ急いでテーブルの下へ。
しばらくして落ち着きテレビをつけると、
あちらこちらで地震のニュースが飛び交っていました。
次々に流れてくる震災の映像や情報に
ただただ言葉を失って見ていました。こんな事が本当に
現実に起こっているのか…。と信じられませんでした。
ですが、日に日に膨らむ被災された方の
数や映し出される映像に、これは現実なんだ。
と思い知らされました。
忘れてはいけない震災の記憶…。
最近は以前ほどテレビで取り上げられることが少なくなり
被災された方々に比べ記憶や想いは薄れいる方もいるかも知れませんが、
せめて、年に1度は起きた現実としっかりと向き合う時間が
私たちには必要ではないでしょうか。
私は今まで、被災された方や
またそのご親戚の方々等のご葬儀を
担当させて頂いたことはありませんが、
今年で4度目を迎える3.11を通じて…
ただご葬儀を任せて頂けている者としてではなく、
人としてもっとお客様と向き合い・寄り添って・一緒になって
大切な瞬間(じかん)を造っていかなけれがいけない…!!と
改めて痛感しました!!