先日、100歳のおばあちゃんのご葬儀を担当させて頂いた香華殿恵庭斎場 河野です。
「おばあちゃん、100歳おめでとう。100歳まで私たちと一緒にいてくれて、ありがとう」とお声をかけられたり、百歳のお祝いのお品が置かれた明るい祭壇でございました。変な言い方ですが、お祝いのような明るいお別れでございました。
本日はとても若い方のご葬儀で、どの位置に立って、なんとお話しかけていいのか…胸が痛むお式・・・。
今月の1日、世界最高齢としてギネス・ワールド・レコーズ社に認定されている大川ミサヲ(おおかわ・みさお)さんが老衰による心不全のため、ご逝去されましたね。117歳でした。
死亡診断書に「老衰」と書かれるケースは少なく、ご高齢であっても、何かしらのご病気が原因で亡くなられる方がほとんどです。
亡くなる1秒前まで、元気でいたい・・・。
健康的な加齢を刻んでいきたいですよね。
“健康寿命”ってご存知ですか?
女性の方が寿命が長い、と言われていますが、
その最期までの人生を「健康的に」過ごしているかというと、それは別になります。
女性は13.年という人生の約7分の1を、寝たきりや介護が必要な状態で過ごしている計算になるのです。
いくら長く生きたって、寝たきりや介護で過ごしても・・・と思いませんか?
ギネスに世界最高齢と認定された大川さんは、呉服店にお生まれ。
私が担当させて頂いた100歳のおばあちゃんも、和裁や洋裁が得意な方でした。
今まで担当させて頂いたご高齢で、最期まで元気にお過ごしだった方は、みなさん土いじりや手芸や、ジグソーパズルなど、手を動かすことがお好きだったように思います。
やっぱり長く楽しく生きている方には、理由があるんですよね。
ってことで、河野は今年、プチ家庭菜園をはじめようかと思います。
長く生きたいわけじゃないけど、楽しく生きたいですもんね!
香華殿恵庭斎場 河野でした。