みなさん。こんばんは。香華殿札幌東斎場の渡邊です。
葬儀は一瞬一瞬がとても大切な瞬間です。
ご葬儀を依頼して下さったお客様も二度とは訪れない瞬間に
一所懸命に向き合い・見つめ・前へ進もうとします。
同じように、担当者として、時にそれ以上の人として
お客様の想いと向き合おうとします。特に、ご出棺の場面は、
亡くなられた故人様とご遺族様との最後の瞬間。
眠るお顔をただ見つめていたり、言葉をかけたり、
お顔に触れたり、涙ではなく、笑顔で…と。
色んなお話をしたり。
思い思いに最後の瞬間を迎えようとしています。
私はこの時改めて、このお仕事の難しさを感じます。
打ち合わせは、ひとつひとつご意向に添ってお話を進めて
祭壇・返礼品・食事など、形にして行きますが、、、。
最後の瞬間だけは、
言葉が見つからず、涙をこらえながらただ見守る。
何ができるのか。何か言葉をかけることはできなかったか。
言葉をかけることが正しいのか。
いつも葛藤しています。
最後の瞬間は本当に難しいです…。