暑かった5月に比べ、あまり良い天気に恵まれなかった
6月。
今晩は、梅雨の嫌いな6月生まれの第一施行課の楫斐
です。
今日は、釘打ちの儀式についてデス。
葬儀告別式の時に、お柩にお花や故人様に持たせて
あげたい物をご遺族様に入れていただいています。
その後お棺の蓋を閉じて、お一人づつに釘を打って
いただきます。
故人様へ最後の感謝の気持ち、無事お浄土へ辿りつけ
ます様にとの思いを伝える儀式で行っているものだと
思いますが、最近では、こういう儀式が行われないように
なってきました。
釘を打てない布張りの棺が増えてきた事と、柩に閉じ込める
ようで忍びないとのご遺族様の感情で、最近では釘打ちを
されない方が増えてきたようです。
ですから今では、釘打ちをされるかどうか必ずお伺いする
ようにしています。
葬儀の形態も地域性だけでなく、年代別にも変わってきた
ような気がします。
お別れのお手伝いをさせていただいている私達も、日々
変化に対応できる様、進化していかなければいけませんね。