みなさん今晩は!
第二施行課の渡邊です。
最近、担当させて頂いた
とあるお客様についてなんですが…。
あるお客様は、
家族葬を希望されていました。
お寺さんは呼び、
お経は上げてもらうけれども、
家族だけで偲ぶ会も是非、やりたい!
との強い喪主様の希望でした。
お通夜の際、お寺さんからの
お経・お説法を頂いた後、
お寺さんが退席されると…。
私が、閉式のご案内を入る間もなく、
座っていた席からスッと
立ち上がった喪主様。
そこから、進行は喪主様に託し、
詳しくは聞いていなかった私も、
何が始まるのかと会場の後ろで、
マイクを握り、偲ぶ会を進めて行く
喪主様の姿を見守っていました。
すると…。
ご親族の方々が故人様が亡くなられる前に、
故人様へ宛てた手紙を改め読んだり、
ご遺族やご親族のひとりひとりが
故人様への想いを、改めてしっかりと
言葉にして伝える姿は…
なんとも言えない気持ちになりました。
これが、
本当のお別れの姿だな…。
と改めて思いながら見つめていました。
と同時に
私達自身もあるものを通じて、
お別れの空間を時間を
作らせて頂いていますが、
私は…。
やはり、ご遺族様(の絆)には叶わないな。
ご遺族様達だからこそ
成せることなのかな…。
と思って見ていました。
最後のお別れの際にも、
ご遺族、ご親族ひとりひとりがじっくりと
ゆっくりと故人様を目に焼き付ける姿は、
本当に…。
いろんなこと考えさせられたお式でした。
まだまだです…。