先日、ご葬儀を施行されたお客様。
決まった菩提寺が無いため、親戚にあたる方が道内のある地方のお寺であるため電話を入れました。
普段は付き合いが無く、年始の挨拶程度の付き合いであるようですが、全く連絡しないもの気が引けるとのことから、可能であればお願いしたい。といった内容のお電話をしておりました。そのお寺も、すぐには決めかねるようで数分後電話が鳴りました。結論から申しますとお断りでした。その時の親族様、先方に理由はあることは理解していても、「断ってきたの?」と怪訝な表情を浮かべておりました。
お参りを頂くお寺をどのようにするか?
お子様のお仕事の関係で付き合いのある方がお寺の住職をされているため、その方へ依頼の電話をしておりました。その方は快く引き受けてくださり、親族様も感謝しているご様子でした。
遠くの親戚より近くの他人。
付き合うことの大切さを改めて感じました。
香華殿恵庭斎場 仲島 孝太