香華殿恵庭斎場の吉川です。
今回は、喪主様が不安になるとよく相談をされる
みなさまの前で行う「ごあいさつ」の事です。
多くの方の前でのあいさつは
慣れている方とそうでない方がいると思います。
特に後者の方は、どうしたらよいだろうとのご相談を良く受けます。
主に喪主、施主様がご挨拶をする場面としては
<通夜式・告別式の終了前>
一般的に喪主、施主ご本人があいさつすることはほとんどありません。
葬儀委員長が喪主の代わりに挨拶をします。
実際は、横に立って一緒に頭を下げるだけです。
葬儀委員長がいない場合は、
プロの司会が故人の略歴等の後に代わりに代弁します。
司会の言葉に合わせて頭を下げることが一般的です。
<出棺時>
よく出棺の時、バスの前で行うあいさつです。
主にお見送りいただく方に対してのお礼のお言葉です。
そのためご親族中心でお見送りの方がいない場合はおこないません。
尚、当斎場では、冬期間や悪天候の場合は式場やホールで行う場合もあります。
<繰り上げ法要終了時>
主に親族向けのお礼の言葉です。
全てが終わる締めのあいさつも兼ねています。
ご親戚が少人数であっても
一言でもご挨拶をした方が良いと思われます。
当斎場には、「あいさつの文例」を用意していますので
多くの方がこちらを読み上げています。
予めの準備をすることができないとみなさん理解されていますので、
決して格好の悪いものではありません。
結局はお忙し中来ていただいた方に感謝の気持ちが伝われば
それだけでよいかもしれませんね。