もうすぐお盆ですね。
海を渡らないとお墓参りに行けない第一施行課のいびです。
お盆によく盆提灯を出されますね。
葬儀の時には、灯篭をお供え物として出されます。
灯篭は、仏教とともに日本に渡来し、奈良時代に寺院建設が
盛んになると同時に広まったそうです。
室内に用いるものを行燈(あんどん)、折りたたんで持ち歩くものを
提灯と細分化されていました。
真っ暗闇と言われているあの世で、祖霊が道に迷わないように
足元を照らしてあげるという意味があります。
盆提灯も、お盆の時、先祖や故人の霊が迷わず帰ってくる目印として
飾ります。迎え火、送り火の大切な役割になります。
また盆提灯は、故人の冥福を祈り、感謝の気持ちを込めたお盆の
供養を表すものです。
親戚や故人と親しかった方は、いろいろなお供えをしますが、
盆提灯はお供え物として最高のものとされているそうですよ。