こんにちは、香華殿の神尾です。
皆さん、ご葬儀の際、仏式の時には合掌をするのがひとつのイメージとしてあると思います。
右手が「仏」、左手が「衆生=自分自身」を表しており、ふたつを合わせることにより「仏と一体となる、仏に帰依する」という意味合いがあります。
この合掌、私達は最後の棺のお蓋を閉める際に行っているのですが、以前は葬儀の担当者によって合掌する時間にばらつきが
ありました。現在はピアノ演奏の方のメロディに合わせる形になっています。
このメロディも演奏する方によって変わってきますので、自分のタイミングで今まで合掌してきた古参の担当者には
タイミングに違和感をもつ人もおります。
ですが、本日の演奏の方のメロディの雰囲気、長さ、タイミング、ともに私の「腑に落ちた」というか
合掌しながら「これだぁぁぁぁ!」と一人感動しておりました。
出棺後そのことをお伝えしましたら、他のスタッフからも賛同をいただいたので、今後このメロディが普及するのを願うばかりです。
合掌。