夜、眠れましたか?

必ず、朝、お客様にお会いするときにかける言葉があります。「夜、眠れましたか?」です。香華殿の河野です。

30日の朝刊を紹介します。
1485870619032グリーフケア。大切な人、もの、を亡くした時に感じる、悲嘆。グリーフと言います。死別、離別などの人物の喪失から、病気・火事・災害による体の一部や所有物、家、職場、故郷などの喪失も含まれます。
長寿国になり、人物の喪失によるグリーフも、自分の親がはじめてだったという方も多く、グリーフ経験者も少ないですが、喪失による感情や行動、身体に出る反応は一人ひとり異なるため、こんな泣いてばっかりなんて自分だけ変なのかな…と思ってしまうこともあるようです。10年以上グリーフの症状が長引く人もいれば、周りからの反応に戸惑い、傷つき、外へ出られなくなってしまったり、味覚を失うこともあります。
「時間が解決するよ」という言葉を耳にしますが、時間で癒えることはない気がします。喪失感でできた傷や穴とともに生きていくんです。喪失感と生きていく方法を時間の経過とともに見つけていく、に、近いような気がします。

 

いつも言葉に配慮しながら、よくお客様の声をきくようにしていますが、やはり難しい…。わたしはなるべく「ごはん食べましたか」「なるべく横になってくださいね」と声をかけるようにしています。寝れない、食べれない、は、体から心を削いでしまうからです。
グリーフケアについて理解することも、今後の自分を理解する助けになると思います。札幌ではグリーフカフェもやっているようですよ。私は2級の勉強をし直して、1級、夏に受講しようと思います。受講料高いけど…。
私は寝ることと食べることが大好きですが、それでも体から心を削ぐことがないように心がけます。営業課 河野でした。

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